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B-2 寒中に咲く2004年 226×86cm |
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鎌倉市に生まれ、鎌倉で暮らし、鎌倉の自然を墨彩画で描く墨彩画アーティスト西松凌波。 Ryoha Nishimatsu’s Profile as Indian Ink Painter
《西松凌波展 −文雅の世界−》を観て 鎌倉の文人画家、西松凌波さんの古稀を記念する展覧会が「文雅の世界」と銘打って、拠って立つ鎌倉の地元で開かれました。一翠堂の限られている画廊の空間は、詩・書・画三絶を希求する作家の創出に彩られて一体になって響きあい、みやびやかな風流の広がりが作り出されました。しかも風雅の道として受けとめることができるような善美がつくされたような佇まいに大いに充足できました。 作家はそれら作品を制作しましたが、その場で自らも、観賞者とともに享受していました。場の広がりや響き合いは、作家の心に接してより一層の共感がえられるようでした。もちろん文雅を作る意識はクリエイティヴです。しかし、それが必要以上に際立つことがなく、つつましく、おだやかで、なごみがあり、これが本当のその道なのでしょう。それこそ、文人画の極致はそのような境地を生みだしてこそ自己と他者の交わりとなります。古稀に到達した凌波様式と見られます。 齋藤稔(アルス・ウナ芸術学会会長) 平成24年5月吉日
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